穂の材質や短長、形状が異なるため、書道セットの中でも選ぶのが難しいと言われている書道筆。こちらでは、書道用品を揃える前に知っておきたい、書道筆選びのポイントをご紹介します。
書道筆選びの基本「四徳」が満たされている
明の時代、良質な筆の条件は「尖・斉・円・健」の四徳が備わっているものとしていました。
◆「尖」
穂先がキレイに尖っていることを表しています。書いた時にさばけてしまうものはNGです。特に細筆を選ぶ際に重要な項目です。
◆「斉」
穂先全体がきめ細やかで整っていることを表しています。また、様々な動物の毛材が使われているため、その一本一本がバランス良く配置されていることも良質な筆の条件です。
◆「円」
穂全体がきれいな円錐形になっていることを表しています。墨を含んだ時に全体が均等にふっくらとして捻れがなく、調和が取れているのが良い筆です。
◆「健」
穂先の腰に程よい弾力があり、筆運びがスムーズであることを表しています。
穂に使用される動物の毛
書道では、どのような文字を書くかによって毛材の選び方も変わります。
◆「羊毛」
山羊(やまひつじ)の毛を用いた筆は、毛に粘りがあり、墨含みが良いのが特徴です。耐久性の良さが魅力の山羊は、太筆、細筆共によく使用されています。
◆「馬毛」
部位によって毛質が異なる馬毛。たてがみや胴毛、尾など全身の毛を用いて筆が作られており、毛の色も白毛・青毛・栗毛の3種類あるのが特徴です。
◆「狸毛」
毛先が硬く、とても弾力のある狸毛。そのため、筆先に力が欲しい時に用いられます。中でも、白い毛色ものは「白狸」と呼ばれ珍重されています。
◆「鼬(いたち)毛」
鼬毛は尻尾の毛だけを使用しているため、毛先が細くまとまりがあるのが特徴です。弾力も強く、仮名筆によく使用されます。
上記のほかにも、弾力があり細筆などに良く用いられる兎毛、毛先が柔らかく兎毛と同様に細筆に使われる猫毛などがあります。
軸の形状
筆の握る部分は、上から下まで軸の太さが同じストレート型と毛の量より軸が細いだるま型の2種類あります。それぞれ握りやすさを考え、お好みで選ぶと良いでしょう。
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